驚きの社員研修。こんなのあるある!

とにかくスパルタ教育

某車関係会社の社員研修は厳しい五日間を過ごします。業界の話やこれからの展望など基礎的なことも学習しますが、大変なのはその学習法です。単刀直入に申しますと、軍隊のような感じです。名前を呼ばれたら大きな声で返事をし、声が小さければ何度も返事をしなければいけません。そして覚えた用語などを監督者の前で、大きな声で正確に叫び、間違っていたらやり直しです。
移動をする時はキレイに整列し、列が乱れると厳しい声が飛びます。最後は全員に修了証が配布され、涙を流して抱き合うのです。この研修の目的は、第一に厳しい社会でどんなことがあってもくじけない心を育てることです。また、常に研修中は団体行動となり、食事や睡眠も一人ではありません。仲間と一緒に乗り切ることで規律ある社会人への成長を促します。

改善点を見つけさせる

とある製造業の会社では、タイヤが一つしかない荷車の絵が描かれた紙が配布されます。そこに書かれた問題は、「この荷車について自由に書いて下さい」です。当然、タイヤが一つしかないので、バランスが悪いのですが、それを書くだけでは不合格となります。この荷車の絵は、どのような部分をどのように改善すれば最良になるかを問いたいのです。製造業は、より良い製品を作る為に日々改善する必要があります。その改善点を常に見つけることのできる人材を育成する研修なのです。
社員研修は、座学で終わる場合もありますが、このようなユニークな研修を行う企業もあります。一見すると何の関係があるのか分からないものでも、その裏にはしっかりと意図が隠されているのです。